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足尾山塊、松木川~国境平~三俣山~黒檜山~大平山

10/21 仕事先の千駄ヶ谷から出発した。順調に走り、日光から日足トンネルをくぐり足尾に入る。間藤駅から銅親水公園駐車場に車を止める。快晴である。中倉山が逆光にそびえたっている。18時頃、昨年9月に来た時と違い、堰堤の水流の音が小さくすぐに眠りに入った。

10/22 曇り:外に出ると吐く息が白い。今日は長丁場になるので早出する。林道を採石場から松木村集落跡地を過ぎると道は落石だらけになり歩きにくい。この道はかつて冬、夏と川内とで何回通ったことだろう。ウメコバ沢出合を過ぎると渡渉点になり沢靴に履き替える。ところが朝のお握りを食べようと思ったが無い!お握り3個、パン2個、チーズ、チョコレートの行動食を車に忘れてきてしまった。残り少しの茎わかめ、ミニ羊羹、ナッツ小袋で我慢するしかない。出発する。松木川は昨年より水量が少ない。最初はワンポイントだけ水につかり渡れた。6号堰堤を右から登り順調に進む。その後も水量が少なくて助かる。途中、左岸から急に爆竹が鳴りびっくりする。単独の人で二日前から入りニゴリ沢出合で、その先の尾根が急斜面なので諦めて引き返してきたそうだ。ニゴリ沢で靴を履き替え水を3.5ℓにして国境平をめざす。お腹がすいてきた。紅葉はこの辺が素晴らしく空腹と疲れを和らげてくれる。沢筋から急登になるが昨年より調子が良さそうである。昨年より一時間早く国境平(1,636m)に着いた。左手の皇海山の登りは急だ。、下部は紅葉真っ盛り。日向山を越えカモシカ平に着く。徒歩1分で水場もあり焚火が出来そうなほど砂場が広い。ここから先は背丈程の熊笹で抵抗が強くストックは役に立たず熊笹を掴み、掴み登るが完全な「シャリバテ」である。三俣山直下は垂直に近い木登りで時間を要した。三俣山(1,835m)に着いた。2時間25分の行程が4時間20分要した。頂上は見晴しゼロ。この先ルートはなだらかになり、右に曲がり倒木と樹林帯を進む。その先、等高線が狭くなってくるので25分位歩いた所で時間的にも丁度いいので幕営地とした。

10/23 曇り:まだ暗いうちに出たがペナントを見つけるのにスローペースになる。昨日の午後と違い稜線には熊笹が無く歩きやすい。尾根通し樹林帯を歩くこと3時間ちょっとで黒檜山(1,977m)に着く。右に大きく曲がり熊笹の見晴しが効く場所に着く。左に男体山、下に中禅寺湖が望める。二パーティとすれ違う。樹林帯の登りがあって社山(1,827m)に着く。中禅寺湖からはどんどん登ってくる人で賑やかだ。昨年歩いた皇海山から石塔尾根、中禅寺湖男体山、太郎山、日光白根山の山々が見える。下りは阿世潟峠に下りそこから足尾方面に下る。初めてのルートだ。踏み跡、色褪せたペナントを頼りに降りる。沢になり沢沿いを歩き最初の堰堤から対岸に渡りまた沢を渡り林道に出たがここからが大変だった。橋、道路が5か所で崩落、流失していて高巻き、渡渉で水量が少なかったから良いが多かったら「地獄の引き返し」だった。林道を2時間かけ歩いてようやく銅親水公園に着いた。紅葉と日曜日が重なり駐車場に入りきらず路肩にも車がぎっしりで50台位駐車してあった。振り返って次の目標は大平山の南東稜と社山南稜を登りたい。また日光の錫ヶ岳とか歩きたい所はまだまだある。来年の宿題ができた。(山口)

10/21(金)千駄ヶ谷駅(12:20)車両⇒首都高⇒東北道⇒日光宇都宮道、清滝IC⇒銅親水公園(15:30)(車中泊18:00)

10/22(土)銅親水公園(03:45)⇒ウメコバ沢出合(06:07-06:23)⇒ニゴリ沢出合(08:35-08:54)⇒国境平(10:54-11:03)⇒三俣山(15:30-15:43)⇒幕営地(16:10)⇒消灯(19:20)

10/23(日)幕営地(起床03:20発-05:20)⇒シゲト山(07:19)黒檜岳(08:43-08:48)⇒社山(11:12-11:33)⇒阿世潟峠(12:20)⇒長手沢(13:00)⇒久蔵川(13:50-14:00)⇒銅親水公園(15:17-15:27)車両⇒日光宇都宮道⇒東北道常磐道圏央道⇒牛久阿見IC⇒自宅(19:57)



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