当会で私が1970〜1990年代に掛けて6回(1・2月のみ)通いつめてアイスクライミング技術を磨いた四十八滝沢沿いを登るのが三ツ峠山 北口登山道である。タクシーで宝鉱山バス停跡で降りスタートする。林道から登山道に入り小さい沢を横断すると四十八滝沢で、右岸沿いから左岸に渡り尾根道の急登となる。沢に入ってからワイヤー、ロープ、梯子が続く。左手の連続する滝は悪そうである。急登1時間から少し傾斜が落ち30分も歩くと右に御巣鷹山、左に開運山の分岐に出る。10分位で三ツ峠山山頂(1,785m)に到着する。正面に富士山、右手に河口湖そして御坂山塊と天子山塊が望める。下山は河口湖左端の駅に向かって府戸尾根を下る。三ツ峠の岩場にも人がギッシリ数十人居る。下る尾根の途中から時々顔出す富士山はどんどん大きく鮮明になり疲れをいやしてくれる。3時間少しで混雑する駅に到着した。今年は8回位の富士山晴れ見全勝である。8時間半の楽しい登山でした。(山口､他３名)
: 四十八滝沢
