ＪＲ高尾を過ぎた頃、寝袋を忘れた事に気が付いたが「一晩位寝なくても大丈夫だろう」と考え行くことにした。都留市駅からタクシーに乗り道坂トンネル登山口で下車。すでに4台の車が停まっていた。歩き出したが冷えて手が痛い。右手の御正体山からの縦走路に出て左折して1時間登ると今倉山山頂に着いた。ここからは幅の広い登山道になり木の根も石も無い歩きやすい登山道である。御正体山の後ろには新雪をかぶった富士山が見える。菜畑山(1,283m)を過ぎさらに五つのアップダウンを繰り返し赤鞍ヶ岳に着く。また急なアップダウンを繰り返し薄暗くなった頃、秋山二十六夜山に到着する。(※秋山二十六夜山の由来は正月と7月26日の夜に飲食をしながら月の出を待つ行事が平安時代からあった)。設営しお茶、夕食を食べ18時から翌4時頃迄、シュラフのない夜はとてつもなく長く、寒い！寝れない!ことだった。室温は-1℃位だった。
12/15(木)晴れ：朝霧山荘、JR平井駅(04:51)⇒高尾⇒大月駅⇒都留市駅(07:19)タクシー⇒道坂トンネル,今倉山登山口(07:39-07:52)⇒今倉山（09:18-09:20）⇒菜畑山(11:00-11:14)⇒赤鞍ヶ岳（14:10-14:20）⇒二十六夜山(16:17)設営
待ちに待った朝、結局トータル30分位寝たかかな？長かった。暗いうちに出て落ち葉道から下の尾崎集落に降り、また尾根に向かって登る。かつて歩いた九鬼山～倉岳山からの尾根に合流して寺下峠に出る。初冬の陽だまりのなか大地峠～高柄山～御前山となだらかな勝手知った道を歩き上野原に着いた。(山口)
12/16(金)晴れ：二十六夜山(05:30)⇒寺下峠(07:42-07:51)⇒高柄山(10:47-10:55)⇒御前山
(13:10-13:20)⇒上野原駅(14:20-14:36)⇒高尾⇒浅草橋⇒印西牧の原駅⇒自宅(17:10)
