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四国 瀬戸内海~石鎚山~仁淀川~土佐湾徒歩縦断

過去に4回、四国に来ているが、過去の東北横断より距離が短かそうなので計画してみた。ただ歩くのではつまらないので5日分の食料を担ぎコンビニには寄らない。ノンデポ、テント泊。四国は海岸から1.2時間歩くとすぐ山になるので水だけはどこでも補給できる。
9/28(水) 印西牧の原駅(05:20)⇒品川(07:10)、山陽新幹線岡山駅(11:35)⇒予讃線伊予西条駅(13:17-14:33)⇒石鎚山駅(14:38)下車徒歩⇒瀬戸内海 東予龍神社(15:45)⇒石鎚山駅泊(16:45-19:00)風呂、夕食

●のどかな田園地帯にある海抜3.5mの石鎚山駅から1時間も歩くと海岸線に出る。工業地帯なので護岸が有り干潮のせいか海が汚い。足を海面に付け写真を一枚。龍神社に今回の安全登山を祈念して駅に戻る。(歩行距離 8,0km)

09/29(木)曇り後小雨 石鎚山駅(04:13)⇒伊予氷見(04:45-05:07)⇒山麓下谷(09:35-10:35)降雨停滞⇒西之川登山口(10:40-10:45)⇒1,179m幕営地点(15:05)⇒消灯(18:30)
●いよいよ四国徒歩縦断だ。駅前の国道を西に進む。3kmで左折、なだらかな道路を登り黒瀬ダムを見下ろながら進む。下り道からまた登りになる。左手の加茂川は岩床がグリーンで清流がブルーですごくきれいだ。4時間でロープウェイ駅に着いたが雨なので1時間待機する。雨が止んですぐ先の西之川ルートから登りだす。ガスってて視界は悪い。峠から沢を下り崩壊した橋の下を渡渉して登り直し「天柱石」直下に着く。この先は等高線も狭くなっているので早かったが1,179m地点で幕営する。(歩行距離22.0km)

09/30(金)晴れ 幕営地点(05:09)⇒夜明峠(07:09-07:15)⇒石鎚山(08:11-08:25)⇒天狗岳(08:35-08:42)⇒石鎚山(08:52-09:04)⇒面河山(11:10-11:22)⇒面河登山口(13:00-13:10)⇒面河ふるさとの駅(15:40) 
●夜中は寒かった。歩いてまもなく高さ20mはあろうかと思う円柱が出現。暗くて写真が取れないの残念。急登が続くが樹林帯の隙間から朝陽で赤く染まった石鎚山が見えてきた。二時間で成就コースの夜明峠に出た。見上げる石鎚山さんは見事だ。土小屋コースと合流する避難小屋から鉄製の階段を登りきると西日本最高峰石鎚山(弥山)でその先の最高点が天狗岳(1,982m)である。石鎚山は三つのコースを登った。土小屋からの登山者が多い。瀬戸内海の松山、東伊予湾、二ッ森、岩黒山、瓶ヶ森等の山々が見える。面河コースを降り愛媛大避難小屋から登山口に降り面河溪を下る。ここも川はブルーで見ごたえがある。アスファルト道を歩く「今日はどこで寝ようかな?」と思っていたら広大な面河ふるさとの駅が有ったので、時間が早かったが今宵の宿とする。(歩行距離28,5km)

10/01(土)晴れ 面河ふるさとの駅(05:32)⇒県道12号⇒国道494号⇒仕七川小学校(08:38-08:49)⇒東川村(09:50-10:03)⇒高知県境(012:36-12:43)⇒用井(13:40-13:51)⇒池川、仁淀川ふれあいキャンプ場(16:30)⇒消灯(21:00)
● 県道を下ると「高知82km」の標識が出てきた。国道に出て仕七川小学校から左折して愛媛、高知県へと横断道路になるが大部分が片道一車線の三級国道?ぽつぽつとある集落は限界集落で子供はいない。店も無い。県境では「ぽつっと一軒家」の聞き取りですか?とまで言われた。県境のトンネルを超えると高知県である。景色は本当に素晴らしい。夕方大きな街並みの池川町に着き、ここでもオートキャンプ場にテント張って寝ることができた。(歩行距離 32.5km)

10/02(日)晴れ 池川、仁淀川ふれあいキャンプ場(04:32)⇒仁淀川町 海抜105m(05:30-05:38)⇒越知の駅(08:46-08:58)⇒佐川(10:41-10:59)⇒須崎(15:15-15:39)⇒土佐本荘土佐湾で散骨(16:15-16:40)⇒須崎(17:00)
●もしかしたら今日、須崎湾迄行けるのでは?と思い早出する。仁淀川町で夜が明ける。仁淀川はブルーである。町を過ぎても徳島の祖谷渓と同じで山の斜面に住まいがへばりついている。チロルの世界だ。大きな荷物を背負った若者が登ってきたので「何処迄?」と尋ねたら「この先からカヤックで下るんです。」良いね!自転車旅行、アマゴ釣り、河原でキャンプ、BBQと様々だ。8時頃から三日間快晴で暑いのなんの。水で洗ったシャツはザックにぶら下げておくと夕方には乾いてしまう。佐川から須崎に入り駅で電車の切符を一日前倒しに変更して、一つ先の土佐本荘に行きタクシーで土佐湾の砂浜に行き亡き宮浦の散骨をした。宮浦は四国八十八か所を回りたかったらしい。辛うじてビジネスホテルが見つかり須崎に戻り4日間の汗を流し、洗濯し、土佐料理を頂き自分の労を労った。(歩行距離 41.5km)
10/03(月)晴れ土讃線須崎駅(10:30)⇒高知駅(11:08-11:13)⇒岡山駅,山陽新幹線(13:40-14:29)⇒品川駅(18:35-18:49)⇒印西牧の原駅(20:10)
(合計歩行距離132.5km) (山口)



 

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