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ㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤ ㅤㅤㅤ ㅤ India J&K Mt.nun(7,135)

北ア 明神岳〜前穂高岳

北アルプス明神岳(2,931m)はこれまで、まだ登ったことのない山のひとつである。今回が初めてのチャレンジとなる。
1日(木)晴れ
今回は、一人なので電車で大宮から新幹線で長野、篠ノ井線で松本、松電で新島々、バスで上高地までの経路とした。上高地には、H24年の夏、以来である。10:40バスターミナルに到着。BTの広場で飲料水と炊事用水とで4リットルの水をザックに入れる。こんなに重い水を持ったのは初めてだ。身支度を整えて11:10登山開始。随分と遅くなったが仕方ない。岳沢湿原から岳沢登山口へ整備された歩道を進む。登山口から岳沢登山道のNo.7標識まで順調に進む。No.7標識の対面に明神岳に向かう踏み跡がある。登山路は、尾根の急斜面の樹林帯をひたすら登って行く。うるさい虫が顔にまとわりつく。段々と上高地帝国ホテルが小さくなり、周りの展望が開けてくる。途中で、降りて来る一人の登山者に出会う。Ⅴ峰台地に無人のテントを張っているとのこと。トラロープが張ってある岩稜を過ぎると、ガイド連れの若い男女2人に合う。明神岳東稜登攀の帰りだという。17:00 Ⅴ峰台地に到着。なだらかな斜面にテントサイトが幾つか。そのひとつに無人のテントが1張り、その隣にツエルトを張る。シェラフ無しでは、寒さで夜中に何回か目を覚ましたが、寝ることはできた。
2日(金)晴れ
Ⅴ峰台地のテント場を5:35に出発。6:15ピッケルが突き刺さったⅤ峰山頂に着く。Ⅴ峰からⅢ峰までは、比較的容易な稜線であったが、その先はルートの判別が難しかった。Ⅱ峰下りで25mと15mの懸垂下降8:20開始、9:45修了。明神岳主峰頂上へのルートが不明瞭になり、安全なルートを辿って行くとなんと主峰を岳沢側 に巻いていたではないか(ショック)。頂上に登り返す気力もなく、そのまま前穂高岳に向かう。ここから長い登りになる。13:00前穂高岳山頂に到着。頂上には、重太郎新道と奥穂高岳側から登ってくる登山者で賑わっていた。当初予定していた穂高山荘までの縦走は、疲れが見え始めてきてるので、ここで予定を変更する。重太郎新道を慎重に岳沢に向かって下山する。下りだが足は重い。16:45岳沢小屋のテント場到着。数張りのテントは夕食の準備をしているようだ。
3日(土)晴れ
テント場6:45出発。多くの登山者が岳沢方面を目指して登ってきている。8:45岳沢登山道No.7到着。9:30上高地到着。上高地インフォメーションセンターの有料シャワーを使用して、汗を流す。夏休みを過ぎていていても週末の上高地は、多くの観光客で賑わっていた。(塚田)


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