元会員の会!

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ㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤ ㅤㅤㅤ ㅤ India J&K Mt.nun(7,135)

北海道 富良野岳・十勝岳・ニセイカウシュッペ山+アンギラス・樽前山

7/ 6:晴れ 成田〜夕張〜富良野吹上温泉
道中、車で楽しみながら夕方、十勝岳麓の吹上温泉白銀荘(1010m)で自炊する。北だけあって19:30迄明るい。22時就寝
7/ 7:晴れ 吹上温泉15℃〜十勝岳温泉登山口〜富良野岳〜上ホロ避難小屋04:15に4km離れた十勝岳温泉登山口に車で向かう。既に凌雲閣駐車場(1270m)は車20台位並んでいる。05:15登山届を提出して出発。登山道を三段山から安政火口を登って行くと目指す富良野岳が顔を出す。富良野岳分岐の稜線には3時間でとどき、空身で山頂に向かう。急登だが両側の花が凄い。女性にエゾコザクラ・黄花シャクナゲコイワカガミ・エゾツガサクラ・チングルマハクサンイチゲ・チシマノキンバイ・エゾルリソウと教えて貰う。富良野岳(1912m)には09:08に到着。見渡すと富良野、美瑛の街。これから向かう十勝岳、美瑛富士が望める。人が後から後から来る。分岐に戻り三峰山(1866m)〜かみふらの岳(1893m)と歩き趣のある上ホロ避難小屋(1810m)には13:55に着く。小屋は2階建てで20人位入れるか。雪渓の雪溶け水で煮沸する。19時頃寝る。
7/ 8:暴風後晴れ12℃上ホロ避難小屋〜十勝岳(8℃)〜望岳台〜十勝岳温泉〜層雲峡〜上川キャンプ場
夜、風が唸ってた。03:00に起きて03:54に出発する。稜線に出た途端強風に会う。痩せた砂礫の尾根を進むが左からの強風と噴煙の硫黄の匂い、細かい砂が飛んでくる。体重35kgの女性に気を使う。十勝岳頂上(2077m)には05:00に着く。写真を撮って美瑛岳に向かうが低い雲と強風は暴風になり、立って歩ける状態ではなくここで縦走を中止する。引き返して吹上温泉側に下降する。二年前に登った道なので問題は無い。30分も下ると風下でも有り風も無くなり晴天にもなり昭和噴火口〜十勝岳避難小屋〜雲ノ平分岐から吹上温泉には10:15に着く。十勝岳温泉にバスで車を回収に行ったが駐車場は既に満杯どころか両側路肩駐車の列が100m以上続いていた。青い池〜富良野のラベンダー畑〜層雲峡温泉で汗を流し、夕食を取り上川町のファミリーキャンプ所に幕営した。百名山だけあって人も多かった。
7/ 9:晴れ15℃上川キャンプ場〜ニセイカウシュッペ山〜アンギラス〜上川〜滝川キャンプ場
04:00にキャンプ場を出て国道273号線から砂金越林道を十数キロ走り登山口(1155m)に04:50に着く。05:10に出発して白樺樹林帯を進む。1回の休みでニセイカウシュッペの山容が姿を現す。右に大槍、間に前衛峰ある。2回目の休みでは右手に大雪山黒岳、大雪山旭岳、白雲岳が姿を現す。ここも花が多く女性陣は歓声を上げている。頂上(1879m)には08:55に着く。正面の白い大雪連峰が一段と素晴らしい。ここでどうしても行きたかった「アンギラス」に行きたく同行者の承諾を取って向かう。地図にも無いゴジラの背の様で又、八ツ峰の様でもある。踏み跡はあるが岩場には鎖もロープも無い。山頂(1820m)には10:00に着く。結局1時間45分で往復でき下山途中で合流する。13:07に登山口を出て滝川、丸加高原キャンプ場には17:50に到着して幕営する。
7/10:曇り後晴れ18℃滝川キャンプ場〜支笏湖樽前山〜白老〜新千歳空港〜成田
05:15にキャンプ場を出て支笏湖近郊の樽前山に向かう。七合目ヒュッテ(685m)に駐車して07:50分に出発。樽前山、東山(1022m)には08:55に着く。苫小牧方面の太平洋、支笏湖、周囲の原生林が見渡す事が出来る。この山は浅間山の小型版の様な山で中央には溶岩同ドームがあり活火山である。西山等お鉢めぐりをして11:52に下山する。この後、白老でヒグマを見てから新千歳温泉に入って帰途についた。
後記:三年連続の北海道登山。初めて雄大な山々を5日間も堪能してまた来年来よう。(山口、他3名)

AB