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ㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤ ㅤㅤㅤ ㅤ India J&K Mt.nun(7,135)

北ア 剣岳 池ノ谷 R4

ルート:馬場島〜池ノ谷〜二俣〜R4〜二俣〜馬場島 期 間:4/26-29(実質4/26-27)
メンバー:金崎、他1名
結果 : R4のみ登り、今下山しました。池ノ谷やや雪少なめとのこと。ブロック雪崩頻繁。ただR4自体は例年より氷の発達良いそうです。日本離れしたヨーロッパのルンゼの趣。

R4と呼ばれる、この時期にもっとも登攀コンディションのよい岩と氷のルートに登ってきた。ルート自体は天気もコンディションもよく、技術的にさして難しくもなく外的危険要因も少ない、今一つ緊張感に欠けるものではあったものの、まさしく本場アルプスのルンゼルートのような雰囲気はこのルートならではのものと感じた。剣岳は日本のほかのどの山とも違う独特の雰囲気を持った山であるということを実感した。初日は剣尾根基部にあたる池ノ谷二俣まで。3回渡渉しつつ池ノ谷出合へ。状態が良ければゴルジュ通しに行けるそうだが、初見なうえ入ろうとした瞬間に上部のブロックが崩壊したので無難に小窓尾根から巻くことにする。二俣で雪崩の影響範囲がなさそうな場所を選んでテントを張る。誰もいなくて幸せな気分で酒を空けていたのもつかの間、続々とクライマーがやってきた。聞けばほとんどがR4に行くという。じぇじぇじぇ…二日目、2時起き3時発で池ノ谷左俣を1時間半登ってR4取り付きへ。完全に日本離れした感じの岩と氷のミックスした狭いルンゼを7ピッチほどで剣尾根ドームに抜ける。翌日は天気が悪いそうなので、欲張らずに本峰まで行くことは諦めてR2と呼ばれる急峻な雪渓をクライムダウンして取り付きに戻り、もうその日のうちに下山した。(金崎、他1名)

AB