元会員の会!

元会員・現役さんも投稿・掲載 ブログです。

ㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤ ㅤㅤㅤ ㅤ India J&K Mt.nun(7,135)

尾瀬 桧枝岐〜会津駒〜燧ケ岳〜平ヶ岳〜桧枝岐

会津駒ケ岳から燧ケ岳
 6月12日。23:00池袋発の桧枝岐経由御池、沼山峠行夜行バスに乗る。22人乗りの中型バスで、他の人は荷物が小さく網棚に軽く入るのにビックリ。クッションが悪いせいか殆んど眠れなかった。登山歴37年でようやく尾瀬デビューとなった。4:37分駒ケ岳登山口(940m)で一人だけ降りる。登山者は4.5人。途中で見た会津駒ケ岳は雪がビッシリで運動靴とストック無しでちょっと不安。4:44分登山開始。ブナ林の急坂からシラビソ林に入る1.600m位から残雪が出てくる。長めの3ピッチで樹林帯を抜け、駒ノ小屋に着く。駒の大池も湿原も雪ノ下だ。雪面を13分で会津駒ケ岳(2,132m)到着。あいにくの高曇りで何とか燧ケ岳と平ケ岳が見えるが遠いなあー。ここから御池を目指して大杉林道と呼ぶ尾根道を進む。尾根上に残雪と夏道が有り、運動靴なので雪壁の昇り降りと雪田でのルート確認に苦労する。途中から時々雨になり雨具の脱着が面倒くさい。3ピッチ歩いて大杉岳(1,921m)から下りになるが、この辺のペナントは地上4〜6mの高さに有りご苦労様と言いたい。登山者もいないし、ふみ跡も無い。1ピッチで尾瀬御池(1.470m)に着く13:48分。駐車場を横切り燧ケ岳北面の燧裏林道ルートから小雨の中悪路の急登を進む。運動靴は悲惨な状況。傾斜が緩くなって広々として一面の池糖が湿原に点在している広沢田代に出る。木道をたどって熊沢田代に続く。至る所に大小の水芭蕉が咲いている。また樹林帯に入り残雪が出てきたので幕場を探すがなかなか無い。低木帯となり沢の雪面トラバースを三回繰り返し、最後の長い沢の雪の斜面を登り、大きな岩を乗り越え俎恕Pのピーク(2,346m)に着く。17:45分。運動靴では絶対下れない斜面だ。ガスってたので登山道に幕を張った。バテた!

燧ケ岳から平ケ岳
6月14日:2:50分起床。4:00出発。濃霧の為、尾瀬沼の方に降りかけたが戻って、柴安恕P(燧ケ岳2,356m)を経て見晴新道を下り人ごみの見晴(下田代十字路)の着く。(6:25分)。また雨になり、尾瀬ヶ原の元湯山荘から段吉新道を行く予定であったが道を間違えた為、予定に無い三条ノ滝を眺める羽目になってしまった。ここまではハイカーだらけだったが、渋沢温泉小屋から樹海ラインのバス停である小沢平までは登山者一組だけ。バスは一日/平日で2本。日、祝日が4本で予約制である。炎天下のアスファルト道を50分歩き平ケ岳登山口(865m)に着く。(11:27分)。登山者の車が5台駐車してある。(11:33)林道を少し歩いて沢を渡り尾根道に入る。細い尾根は砂岩状のすごい急坂で所々ロープが下がっている。2ピッチ先の下台倉山先からはガスってて見えない。下ってくる登山者に聞くと水場は雪の下で、雪でしか水を作れないらしい。下台倉山から台倉山、白沢清水迄1.600〜1.700mの樹林帯を2時間位を歩く。時々雨になりカッパを着込む。ここもやはり1.700mから雪で、行けども行けどものぬかるみに靴と足は散々たる状態だ。白沢清水では土の中から湧き出た水を汲むことが出来た。やがて視界が良くなり急登となり、4時からの行動でバテた状態の中ようやく今日の幕営予定地の「姫の池」に到着(18:09)。ここまで6ピッチ。と同時にヒョウと雨風が強くなる。池の畔に4畳位の木道がありあわてて幕営する。

6月15日:2:20起床。3:30分に小雨の中空身で平が岳に向かう。22分で頂上の標識に到着。本当にほぼ平らに近い所が頂上で標識が無いと分からない。写真を撮り、名所の玉子石に向かったが雪原道が分からず時間を食いそうなのでパスして、幕場に戻り幕をたたみ下山することにした。(4:48)天気は良い。荷物も軽くなり、8:47分のバス時間に間に合わせるべく急ぐ。下台倉山迄1ピッチ。登山口まで1ピッチで降りたが(8:47)勘違いで、乗ろうとしたバス便は、今日は平日で無し。ガックリ。10:17分の予約してあるバスに乗り、御池で乗り換え桧枝岐を通り、会津高原から電車に乗り帰路についた。

AB