元会員の会!

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ㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤ ㅤㅤㅤ ㅤ India J&K Mt.nun(7,135)

北ア 燕岳(2,763m)~餓鬼岳(2,647m)

7/22・テント場で梶がテントを張ろうとし「ツェルトポール間違って持ってきました。テントポール有りますか?」と梶が。私が「しょうがねえなあ俺のテント持ってきてやるよ」と10分離れた駐車場に取りに行って空けてみるとこれもツェルトポールでがっくり。ポールを内側に2本入れて2張り寝床を作る。見せられないテントとなる。ポールが邪魔で半身で何とか寝る。
7/23 ・今日は長い一日になるので4時前に出発する。第一ベンチ辺りからしとしとと雨になる。合戦小屋に着いて、梶の左瞼が昨日の虫刺されで腫れがどんどん大きくなりここで梶は下山する事になった。燕山荘から燕岳に向かう。この辺りの登山道両側は一面のコマクサで皆がシャッターを切る。燕岳頂上では雷鳥の母鳥一羽とひな鳥3羽が見れた。東沢乗越迄は510m下がる。下草も刈ってないので砂地の登山道は危険である。途中、中房川から来たソロの方とすれ違う。燕岳~餓鬼岳迄ですれ違ったのはこの人だけだった。東沢乗越迄510m下り、東沢岳迄250m登り返し先を見渡すと二つの槍、穂高のような岩峰稜線が続く。東側は雲海、西側は高瀬ダムを挟んで野口五郎岳裏銀座コースの山々が望める。コースは左側の中腹の岩場にコースが取られている。最後の「剣ズリ」は岩場に鎖、ロープは無く30の狭い木製梯子と同じ木製橋、狭い場所では10cmの角材の上を歩く、アトラクション感満載のルートである。最後は傾斜が落ちようやく餓鬼岳小屋に着く。コースタイムは一時間遅れだった。頂上迄は8分位で着いた。安曇野側は雲海で見えないがブロッケン、虹が見えた。歩いたなあ!と思う。七倉ダムの方は平成6年に冬合宿で登った唐沢岳だ。ここ迄歩いたんだ。小屋に降り、青空の下で自炊し雲海を見ながら同宿者達と語り合いながら夕ご飯にありついた。小屋は20人位で満員になる素朴な山小屋だった。
7/24・御来光見に小屋前に上がる。一面の雲海と昨日歩いてきた燕岳迄の6つのピークと遠くに槍ヶ岳が見える反対側は裏銀座コース。御来光は雲海が邪魔していまいちだった。下山に入るがどこ迄もガレ場等の100曲がりの急坂が続く。大凪山を過ぎると沢になり沢通しに長く歩く。10cmも増水したら通過出来ずで、下山する人、登る人はどうなるんだろうと考えてしまう。餓鬼岳でよく使われる幅30cmの木の梯子は横滑りして危険である。梯子もトラバースも滑ったら死亡間違い無しの危険満載の下山ルートだ。今までの北アルプス南アルプスでもこんな山はなかった。登山者も結構上がってくる。やがて白沢登山口に着く。車は15台位か?電話でタクシーも呼ぼうにも電波届かずで仕方なく歩いたら降りてきた登山者が信濃常盤駅まで乗せてくれた。大糸線穂高駅で降りてバスで中房温泉まで車を回収しに戻り長い長い帰途に着いた。(山口、梶=中途敗退 )※調べると、中房温泉~餓鬼岳は殆ど二泊三日行程ですね。

7/22(金) 長野県上伊那郡飯島町(11:00)車両⇒中房温泉(13:30)=梶と合流=消灯(18:30)  

7/23(土) 中房温泉(03:53)~合戦小屋(07:25)※梶と別れる~燕岳山荘(08:15-08:24)~燕岳(09:16-09:30)~東沢乗越(11:24-11:37)~東沢岳(12:40-12:50)~剣ズリ(15:25-15:37)~餓鬼岳小屋(16:30-16:40)~餓鬼岳(16:38-17:00)~餓鬼岳小屋(17:05)=消灯(20:15)

7/24(日) 御来光(04:47)~餓鬼岳小屋(04:52)~最後の水場(07:49-07:57)~白沢登山口(09:36-0940)~信濃常盤駅(10;10-10:34)電車⇒穂高駅(10:58-11:10)バス⇒中房温泉(12:05-12:25)車両⇒千葉県印西市自宅(21:33)

 

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